
亀岡市で不動産を売却を考えている人
「住み替えを検討中、今住んでいる家を売るにはどうしたらいいんだろうか」
「親から土地やら建物を相続した、使うこともないし、もったいないから売ってしまおう」
亀岡市の不動産会社で働くMAXXです!
不動産(土地・家・マンション)の売却をお考えの方、まず何から始めてどうやって進めればいいのか分からない方が多いと思います。不動産の売却は、やり方を間違えると、いつまでも売却できなかったり、低い金額でしか売れなかったり後々後悔することもあります。
この記事では亀岡市の不動産屋で現役宅建士をしている私が、不動産の査定から売却について、せっせと作ったイラストも入れながら順番に徹底解説致します!
不動産売却が成功できるように役立ててください。
手っ取り早く不動産売却のオススメ方法を知りたい方はこちらを読んでください。
>>【失敗しない】亀岡市で不動産売却する時のオススメの方法を亀岡の宅建士が解説!>>
この記事でわかることは、
- 不動産売却前に確認しておくこと
- 亀岡市の不動産売却の全体の流れを徹底解説
- 不動産売却にかかる期間の平均は3ケ月~1年
- 亀岡市の不動産を少しでも高く売るコツ
- 亀岡市で高く売れやすい人気の地域
- おすすめの一括査定サイト
亀岡市で働く宅建士が亀岡市に絞って不動産売却についてまとめました。この記事を読んで不動産売却を成功させてください!

この記事を書いている私は
亀岡市で生まれ育って35年以上
「宅地建物取引士」の国家資格を所有して、亀岡市の不動産屋にて現役宅建士として勤務中
これまでに何人もの不動産売却の相談を受け売却のお手伝いをさせて頂いています。

このサイトでは亀岡市の不動産売却に役立つ情報を発信しています。
\亀岡市の不動産の査定・売却依頼承ります/
\目次をタップでその項目に飛べます/
亀岡市の不動産を売却をする際に確認しておくこと

最初に確認しておきたいこと
- ローンがある場合は残債金額を把握しておく
- 他の所有者や家族などの意向を確認してくおく
- なんとなくの相場感を調べておく
- 中古戸建のリフォームは必須ではない
各項目を解説します。
ローンがある場合は残債金額を把握しておく
売却を考えている不動産にローンが残っている場合は、どれぐらいローンが残っているのか確認しましょう。
ローンが残っている場合、自己資金が用意できない限りは、そのローンが返せる金額で売却することになります。
「1000万円」のローンが残っている場合「1000万円」で売っても、諸経費が必要なので手元に1000万円残りません。仲介手数料やローンの繰り上げ返済の手数料などの諸経費で「約50万円」は必要になります。
つまり「1000万円」のローンが残っている場合は、「1050万円」で売らなければ、ローンの完済はできないということになります。
ローンの完済ができない額でしか売却できない場合は、別途自己資金を用意するか、新たにローンを組む必要があります。
不動産会社に相談に行く前にローンの金額が分かっていれば、いくら以上の金額で売却しなければならないのか分かるのでスムーズに進められます。

他の所有者や家族などに意向を確認しておく
相続した不動産の場合は、他の兄弟などにも権利のある場合が多いので売却する方向性でいいのか確認しておきましょう。
複数の権利者がいる場合は全員同意がしなければ売却はできません。
よくあるケースで2人で相続した不動産を一方は売る気まんまんだけど、一方は思い入れがあり売却はしたくない。と言うパターン。他にも、一方と連絡が取れないまま売却手続きを進めてしまい、いざ買主が見つかった時に一方と連絡がとれないままだったり、連絡が取れても売却の同意が得られないと取引できず、最悪の場合は違約金を支払わなければならないこともあるので注意しましょう。
事前に他の所有者や、それに係わる家族などには売却する方向性でいいのか確認しておきましょう。
権利者全員の売却の同意があれば、相続の手続きがまだでも売却活動を進めながら、相続手続きをすることもできます。

なんとなくの相場観は把握しておく
売却を考えている不動産の相場観を把握しておくことで、期待とのギャップを埋めることができます。物件に高い値段を付けて売れなかったり、安い値段をつけて損をすることもなくなります。
亀岡市の不動産であれば、「アットホーム」を見るだけでも今出ている物件を確認することができます。
売却を考えている不動産の住所検索で近くに出ている物件をなんとなくでも見ておきましょう。
これから売却するにあたりライバルとなる物件の情報を得ることにもなります。

お家が傷んでいたり設備が故障していてもリフォームは必須ではない
状況によっては、壁に穴があいている・放置していて給湯器が使えない。など不具合がのあるお家もあると思いますが、わざわざ直す必要はありません。
もちろんお家がキレイになっている方が売れる確率も上がりますが、リフォームするのにもお金がかかりますので、無理して修繕しなくても大丈夫です。
長期間売れない場合に、リフォームしてキレイにするか、解体をして更地にしてしまうか、担当者と相談して戦略を決めていきましょう。
中途半端にリフォームしてしまうと、買主の方で好きにリフォームするのが難しくなってしまいます。

亀岡市で不動産を売却する流れを解説
不動産売却はおおよそ以下のような流れで進んで行きます。
- 不動産会社へ査定依頼をする
- 亀岡市の不動産の売却方法は「買取」と「仲介」の2パターン
- 依頼する不動産会社の決定・販売価格の決定
- 媒介契約を結ぶ
- 販売開始・公告・内見
- 購入申込み対応(値段・条件交渉・相談など)
- 売買契約締結 手付金の受領
- 引越し・動産類の撤去・建物解体
- 売却完了!決済引渡 残代金の受け取り・所有権移転
- 売却に利益があれば確定申告する
各項目の解説をします。
①不動産会社へ査定依頼をする

売却を検討している不動産がいくらで売却ができそうなのか不動産会社へ査定の依頼をしましょう。
不動産会社に出向く場合でも書類関係が無くても、家の中に家具類がたくさん残っていても、不動産の場所や住所だけでも分かれば査定してもらう事は可能です。
戸建であれば家の中も見てもらって状況の確認をしてもらいましょう。
不動産売却一括査定サイトの利用が便利
スマホからでも簡単に査定依頼が出せる一括査定サイトが非常に便利です。最近は利用者が増えており、私が働いしている不動産会社でも次々と査定サイト経由で売却査定の依頼が届いています。
日中時間がなくても夜に申し込みをしておけば次の日にでも連絡が入ります。いちいち複数の不動産会社を回る必要もありません。
亀岡市にも対応している不動産売却一括査定サイト「LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)」が便利です。
不動産売却で失敗しないためにも複数の会社に査定を依頼して比較検討しましょう。
LIFULL HOME'S (ライフルホームズ)一括査定についてはこちらで詳しく解説しています。
>亀岡市の不動産売却一括査定でLIFULL HOME'S (ライフルホームズ)は使える?【宅建士が解説】>
査定は相場感をつかむための作業
・仲介の査定は売れる金額を教えてもらうと言うより、あくまでその物件の相場観を掴むための物だと思ってください。
例えば査定書に「2000万円」と書いてあったとしても、それは売れる金額ではなく「2000万円前後が相場である」という認識を持つことが大切。
不動産は同じ物は2つとない物なので、それぞれに事情が異なります。売れる金額は買主が買ってくれる金額です「2000万円」の査定額の物件でも最終的に売却できる金額は「1900万円」の可能性もありますし「2100万円」の可能性もあります。
仲介の査定金額はあくまで相場の目安として活用しよう!

不動産会社に迷ったら、亀岡市内の不動産会社がおすすめ
不動産会社は調べるとたくさん出てきて、どこがいいのか分からなくなります。
亀岡市内の不動産を売却するなら亀岡市内の業者をおすすめします。
不動産売却の仕組みは売却を依頼した不動産会社以外の不動産会社でも、買主に物件を紹介して売却ができるようになっています。

不動産は世界に2つとない物なので、どの不動産会社でも物件を紹介することが可能です。
大手の業者は京都市内に事務所がある所が多いですが、わざわざ京都市内の業者に依頼しなくても、亀岡市内の業者に依頼すれば、京都市内の業者にも情報が伝わり売却してもらうことも可能です。
地元の業者の方が地場のことに詳しい傾向にあります。
【京都市内の不動産会社に売却の依頼をするとチャンスを逃してしまうこともある】 例えば京都市内の不動産会社に売却を依頼た場合、お家のカギを京都市内の不動産会社に預けることになります。 そのお家を亀岡市内の不動産会社がお客様に紹介したいとなった時に、わざわざ亀岡から京都市内の不動産会社の事務所までカギを取りに行く手間が発生します。早くても往復40分ぐらいの時間は必要です。もしお客様が時間が無くて今すぐお家の中を見たい。と言う場合に対応できません。 つまり物件に興味をもってくれているお客様がいるのに、すぐに物件を見せることができず売るチャンスを逃すことになります。
こんな事もあるので亀岡市内の不動産は亀岡市内の不動産会社に任せた方がいいと考えます。
亀岡市内の不動産会社はまじめなところが多いので、売却に後悔することはないと思います。

この「亀岡市の不動産攻略ブログ」を運営中の私にも査定・売却が依頼できます。私のことについて詳しく知りたい方はこちら
>亀岡市の不動産査定・売却がどこがいいのかお困りなら現役宅建士の私にお任せ下さい!>
②亀岡市の不動産の売却方法は「買取」と「仲介」の2パターンある

不動産の売却方法として2パターンあります
・買取 不動産会社に、直接不動産を買い取ってもらう方法 ・仲介 不動産会社に、不動産を買ってくれる人を探してもらう方法
買取はできるだけ早く不動産を売却したい人におすすめ!
仲介はできるだけ高く不動産を売却したい人におすすめ!
「買取」は不動産会社に直接不動産を買い取ってもらう方法
買取は不動産会社に直接不動産を買い取ってもらうので素早く売却をすることが可能です。
買取のメリット
- 素早く不動産を売却することができる
- 仲介手数料は必要ない
買取のメリットは不動産業者に直接買い取ってもらうので売却までの時間がかからないことです。早く手元にお金が必要な方におすすめです。早ければ1ヶ月もしないうちに売却することも可能です。
また直接不動産会社に売却するので、仲介手数料は必要なくなるので売却の経費が安く済みます。
買取の場合は業者によって金額が変わるので、少しでも高く売却したいのであれば、複数の不動産会社に相見積もりしましょう!

買取のデメリット
- 売却金額が仲介より低くなる
- エリアによっては買取してもらえない
買取の場合は仲介で売却する場合より金額が低くなります。
不動産会社は買い取った不動産を、再販するためにキレイに改装したり、建物が使えない場合は解体して、再度売りに出します。再販する金額も相場の範囲にしなければならないので、買取の金額を抑えなければならないのです。
このような理由で買取の場合は仲介に比べると金額が低くなってしまうのです。
不動産会社はどんな物件でも買取してくれる訳ではありません。再販をしても売れにくいと予想されるエリアの場合は買取を断られる場合もあります。
売り急いでいない場合は「仲介」、どうしても早く売らなければならない場合は「買取」

「仲介」は不動産会社に物件を買ってくれる人を探してもらう方法
仲介は不動産業者に物件を買ってくれる人を探してもらう方法です。
ポータルサイトなどで掲載されている中古物件の多くはこの方法です。
仲介のメリット
- 買取より高い金額で売却できる
- 色んなところに情報が行き渡る
仲介の一番のメリットは、相場価格で売却が可能なので、買取より高い金額で売却が可能です。ローンの残債などが残っている場合はこの方法が無難です。
仲介の場合は基本的に売りに出す金額は売主の言い値で売りに出すことができます。
極端な例ですと、査定額「2000万円」だったとしても「3000万円」「1億円」など売値を自由に決めることができます。しかし、あまり高い金額をつけても買ってくれる人がいなければ意味がないので、相場の範囲内で上手に金額を決める必要があります。
買取の場合は業者と1対1のやりとりですが、仲介の場合は多くの方に物件の情報を流すことができるので、たくさんの方に物件の情報を見てもらう事ができ、買い手が探しやすくなります。
売却の戦略に関しても不動産会社がサポートしてくれるので安心です。
仲介のデメリット
- いつ売れるか分からない
- 仲介手数料が必要
仲介は買ってくれる人が現れない限りいつまでも売れません。需要の低い場所だったり、明らかに相場より高い金額で売りに出していると、いつまで経っても売れません。
仲介の場合は、売却が完了する時に報酬として不動産会社に仲介手数料を支払う必要があります。どうしても必要な経費なので売却金額を決める時に、仲介手数料がいくら必要になるのか計算して売却金額を決めるようにしましょう。
いつまでも売れない場合は金額が適正かどうか不動産業者との連携は必須です。

>>亀岡市のあなたの不動産が売れない理由!改善して売却を成功させよう!【宅建士が解説】>>
③売却を依頼する不動産記者を決定・販売価格決定
査定書の内容などを確認して、売却を依頼する不動産会社を決めましょう。
不動産会社を決める時のポイントは以下です。
- 査定価格が適切か
- 査定価格の根拠がちゃんとしたデータを元に算出しているか
- 担当者は信頼できそうか
仲介の売出し金額は売主の言い値で決定できますが、単に査定金額が高い不動産会社に任せればいい訳ではありません。
仲介の査定の金額はあくまで相場観を把握するためのものなので売れる金額ではありません。
業者によっては売却を任せてほしいために、わざと査定金額を高くして契約を結ぼうとする不動産会社もいます。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
>>査定金額だけで判断してはダメ!査定金額が高いだけの不動産会社に売却を任せると失敗する!>>
不動産会社が査定額を伝える時は「根拠を明らかにして伝える」という物があります。感覚とか、経験とか、だいたい〇〇円です。という伝え方はダメな方法なので、そんな査定方法をしている業者は要注意です。
売却を進めて行く中で担当者とのやりとりは必須なので、担当者とは合いそうか、売却を任せても安心そうか、よく話をして信頼できる業者に任せましょう。
不動産会社の選び方のポイントはこちらで解説しています。
>>【亀岡市の不動産売却はどこがいいの?】おすすめの不動産会社選びの方法を現役宅建士が解説!>>
④媒介契約を結ぶ(契約の種類は3種類)
媒介契約とは、「不動産会社に物件の販売活動を任せる」という契約です
媒介契約の種類には大きく分けて3種類あります。
専属専任媒介 | 契約できる不動産会社は1社のみ、その業者を通してしか売却できない |
専任媒介 | 契約できる不動産会社は1社のみ、その業者を通すか、自身で見つけてきた人に売却できる |
一般媒介 | 複数の不動産会社と契約して売却を任せることができる |
専属専任媒介と専任媒介は契約する業者は1社のみで、積極的に売却するための決まりが契約内容に用意されている。
一般媒介契約は複数の不動産会社に任せることが出来るが、積極的に売却するための契約内容がほぼ無いのと、何社も回らなけらばならないので時間と手間が掛かる。
専属専任媒介と専任媒介は売却に力を入れて欲しいという方におすすめ

専属専任媒介と専任媒介は契約できる不動産会社は1社のみなので、依頼する感覚的にはほぼ同じと考えてもいいです。
契約内容に積極的に売却活動を行うための決まりがあるので、売却に力を入れて欲しいという方におすすめです。
専属専任・専任媒介契約では、不動産会社的には、他の業者に物件を売却されてしまう心配がなくなるので、売却活動に注力してもらえる可能性が高くなります。
契約内容に販売活動の報告の義務があります(専属専任媒介は1週間に1回、専任媒介は2週間に1回)物件の販売状況の確認をすることもできるし、任せている業者と連絡を取りやすくなるので便利です。
上図のように1社に依頼したとしても、他の不動産会社にお客様がいれば、物件を紹介できるシステムになっているので安心です。
囲い込みを行う業者には注意
専属専任・専任媒介は契約できる業者が1社のみということを利用して、他社に物件が気になっているお客様がいても、他社からの問い合わせを一切断って、自社だけで販売しようと物件の囲い込みを行う業者もいます。せっかく売却できるチャンスなのに逃してしまうので、媒介契約時に囲い込みをしないように話をするべきです。
一般媒介契約は複数の不動産会社に売却の依頼ができる

一般媒介契約は複数の不動産会社に売却依頼ができるので、業者同士を競わせることができます。いろんな不動産会社の意見を聞くことができるので情報も集まりやすい。
一般媒介のデメリット
- 複数の不動産会社を回って依頼する手間と時間が必要
- 一般媒介契約に積極的に売却活動するための制限がない
- 販売状況の報告義務はない
- 物件の状況と変化があると、依頼している業者全員に報告しなければならない
- 売れた時に他の会社全員に断りの連絡をしなければならない
売主としては色んな不動産会社に依頼した方が売れる確率が上がると考えがちですが、そうでもなかったりします。
不動産会社としては複数の会社に依頼されると積極的に売却に向けて動きにくい。積極的に販売活動に尽力したのに他社が売ってしまうと尽力がムダになってしまう。しかし尽力しなけえれば売却もできない・・・。と言う悩ましい感じになってしまい、それなら一般媒介の物件はそこそこで、専任で依頼を受けた物件を売却して確実に報酬をもらおう。と言う考えになりやすい。
一般媒介も専任媒介もどっちがいいということはない。

各媒介契約を選ぶポイントはこちら
>>専属専任・専任・一般 3つの媒介契約はどれを選べばいいの?>>
⑤販売開始・広告・内見
媒介契約を締結したら不動産会社が売却に向けて動き出します。
物件チラシを作ったり、インターネットで広告をしたり、業者によってさまざまな動き方をされるでしょう。
まだ住んでいる家にお客様が内見に来るときはチャンスです!お家の良いところを直接アピールしちゃいましょう!

内覧客に深入りは禁物
内見に来てくれたお客様に対してお土産を渡したりお菓子を振舞ったり、あまり深入りする必要はありません。
お客様はあくまで物件を見に来ているので、お土産をもらえれば嬉しいかもしれませんが、物件の評価とは別です。どんなに高級なお菓子を振舞ったとしても普通に断られることもあります。
お土産を渡すくらいなら、物件の良いところや、生活環境をアピールした方がお客様にとっては有益なので対応には気を付けましょう。
物件がなかなか売れない場合の対処法はこちら
>あなたの不動産が売れない理由!改善して売却を成功させよう!>
⑥購入申込み対応(値段・条件交渉・相談など)【買付確約書】

自分の不動産を気に入って頂いた方からの買付確約書(購入申し込み)が入ります。
購入の条件や価格交渉が入る場合がほとんどです。申込の入った金額に諸経費を引いて、手元に残る金額を確認して判断しましょう。
【購入申込み(買付確約書)が入った際に確認するポイント】
- 購入希望価格(値段交渉)
- 手付金の額
- 買主の住宅ローン利用の有無
- 契約希望日
- 引渡し希望日
- 引渡し条件の内容
家具や荷物などの処分や、引っ越しをいつまでにしなければならないのかは、このタイミングである程度の目途をつけなければなりません。
値段交渉や条件交渉などは一度承諾の返事をしてしまうと、後から変更することが難しくなります。
申込が入ったらすぐに返事はせずに内容をよく確認して、よく考えてから返事をするようにしましょう。
ローンの残債が残っている場合は、購入申し込みの金額で完済できるのかどうかはしっかり確認しましょう。

購入申込みが入った時の詳しい注意点などはこちら
>【亀岡市の不動産売却】購入申込み・買付確約書が入ったら確認すること・考えるべきことを解説>
⑦売買契約締結 手付金の受領

契約条件が整ったら買主との売買契約を結びます。
契約時のポイント
契約内容に自分の不利となる条件はないか、知らなかった条件が追加されていないかしっかり確認しましょう。
契約が締結できたら手付金を買主から受領します。
不都合は隠さずに伝える
買主に対して物件の状況告知を行う必要があります。
過去に雨漏りをしていたり、シロアリの被害があったなど、売主にしか分からないことを買主へ伝えなければなりません。
ここでは知っていることは隠さずに正直に伝えましょう。
例えば雨漏りしていることを知っていて、それを隠して契約をして引き渡した後に、買主が雨漏りを見つけて原因を追及した結果、引き渡す前から雨漏りしていて知っていたことがバレると、契約不適合となり雨漏りを修繕したり、損害を賠償をする必要が出てきます。
しかし、雨漏りしていることを伝えて契約した分に関しては、買主も雨漏りをしていることを知ったうえで契約しているので、修繕や損害の賠償をする必要はなくなります。不具合は正直に伝えるようにしましょう。
⑧契約条件達成に向けて動く 引っ越し・動産類撤去・建物解体など

契約が無事に済んだら契約条件達成に向けて動きます。買主側もローンの本審査を行ったり購入するための段取を進めます。
売主側でやることは、売却する家の中の物を空っぽにしたり、建物を解体して引渡す場合は、解体工事を進めたりします。相続がまだの時はこのタイミングで完了させましょう。
ローンの残債が残っていたり、返済は完了しているけど完済の登記が済んでいない場合は金融機関に連絡を行い、抹消の手続きを進めていきましょう。
権利証(登記識別情報)の確認
・権利証(登記識別情報)がちゃんとあるか確認しましょう。
最悪なくても取引可能ですが、追加の書類・追加費用が必要なので、この段階で改めて権利証の有無を確認しましょう。
取引までに電気・水道・ガス・火災保険を止めるのも忘れずにしましょう!

⑨売却完了!決済引渡 残代金の受け取り・所有権移転

売主と買主の両方が契約条件を達成したら、司法書士も交えて所有権の移転とお金の受け取りを同時に行います。場合によって用意する物が変わりますが、権利証や実印・印鑑証明書などが必要になります。不動産会社から必要な物の確認をしておきましょう。
不動産会社への仲介手数料の支払いや、司法書士への売渡し費などもこのタイミングで支払います。
無事に売却完了!不動産会社の担当との付き合いもこの工程で最後になります。

⑩売却により利益があれば確定申告をする

不動産を売却した金額が、購入した金額より高く売れて、利益が出た場合は確定申告をしなければなりません。相続した不動産の場合は、その不動産を手に入れた時の金額で計算します。
しかし亀岡市の不動産の値段は年々下がり気味で、利益の発生するパターンは少ないので申告の必要がないことが多いです。
損をしていた場合は、基本的に申告する必要はありませんが、後に取引の詳細を報告するように行政から封書が届く場合があります。
損を証明できない場合は注意
売却により損していたとしても、買った時の契約書や領収証がない場合は損を証明することができません。
この場合税金を支払わなければならない可能性があります。税務署や税理士と相談して対処しましょう。
亀岡市の売却お任せください

亀岡市で生まれ育って35年以上!
亀岡市の不動産屋で現役宅建士として勤務中です。
これまでに亀岡市の不動産売却をたくさんお任せ頂いております!
お気軽に査定や売却依頼はお気軽にお申し付けください!
亀岡市の仲介による不動産売却にかかる期間の平均は3ケ月~1年
仲介の場合いつ売れるかは分かりません。平均的に3ヶ月~1年かかると想定しておきましょう。
人気のある場所だったり、相場より安い金額だったりすると広告活動をする前の水面下で売れる場合もあります。
なかなか売れないパターン
- 相場より明らかに高い金額を設定している
- 不人気な場所
- 購入後の買主に負担が多い
売れないパターンで一番多い理由は相場よりも金額が高いことです。
売主としては、できるだけ高い金額で売りたいのは分かりますが、相場に見合った価格でないと売れませんし、問い合わせも少なくなります。
自分では思い入れもあり価値があると思って、相場より高値の金額をつける方が多いのですが、買い手側からするとその価値は伝わりにくく、興味をなくす原因になります。不動産会社はプロで毎日不動産のことを見ているので的確な価格の提案をしてくれます。なかなか売れない場合は一度冷静になって不動産会社の担当者の意見を聞いて、価格の見直しを行いましょう。
そもそも需要の低い場所だと価格が低くても売れない場合もあります。畑野町や東別院町や西別院町などは街中のエリアに比べると人気は落ちてしまいます。タイミングよくそのエリアを欲している買主が現れないと売却が苦戦する事が多くあります。
購入した後に買主の負担の多い物件もなかなか売れません。
物件価格は相場の範囲内で売りに出したとしても、購入後に買主の費用負担が多く発生して、トータル金額が相場より高い金額になってしまう場合なかなか売れません。
- 大規模リフォーム
- 建物解体
- 水道引き込み
- 都市計画法の許可
- 土地の加工
表面上の価格だけ相場の範囲であっても、売った後に買主に掛かる費用もある程度把握して金額を決める事も重要です。
長期間売れない場合は不動産会社の担当者にぶっちゃけの意見を聞ききながら相談して進めましょう

亀岡市の不動産(土地・家・マンション)を高く売却するコツ

亀岡市の不動産(土地・家・マンション)を少しでも高く売却するために以下を実践しましょう。
- 不動産を売却するかどうかを迷わずに早めに動く
- 物件の見栄えよくする
- 買取希望の場合は複数社で査定(相見積)
- 価格交渉にすぐに応じない
不動産を売却するかどうかを迷わずに早めに動く
不動産が放置状態になっていて、売却しようかどうかを迷っている方もいると思います。
不動産は放置しているとリスクがたくさんあり、早めに売却した方が結果的に高く売ることができます。
放置していると以下のようなリスクを背負うことになります。
- 空き家は使っていないと劣化が早い
- 草木が伸びて処理が大変になる
- 害獣の住みかになりやすい
- 放置不動産というだけで近隣の迷惑になっている可能性がある
上記のリスクは不動産を放置していると該当する可能性が高く、不動産の価値を下げてしまいます。
リスクを負う前に早く売却した方が結果的に良かったとなることが多いです。
- 放置するリスクを回避して、不動産を高く売ることができる
- 亀岡市の不動産の価格はどちらかというと下がっているので早く売却した方が得
- 毎年の固定資産税などの負担から解放されて経費が浮く
- 相続して3年以内の譲渡所得税の控除を受けられれば、売却益があっても手元に残る金額が多くなる
不動産を早く売却することはメリットが多くて、放置はデメリットが多い。
早く動くことで価値を下げる前に売ることができるので、結果的に高く売ることができる!

不動産を放置するリスクと早く売った方がいい理由の解説についてはこちら
>亀岡市の不動産を放置しては危険?!空き家と空き地は早く売却した方がいい理由を宅建士が解説>
物件の見栄えをよくする
- 居住中の中古戸建であれば部屋を片付けてキレイにしておく
- 空き家であれば、家具や動産類を撤去しておき、定期的に発生する虫の死骸が掃除しておく
- 上物付き売り土地であれば建物を解体しておく
- 更地であれば草刈りは定期的にしておく
何でもそうですが、見栄えの悪い物と見栄えのいい物であれば、見栄えの良い物の方が良く見えて価値が上がりやすくなります。
見栄えをよくするために費用がいる場合は、リターンの得られることなのか不動産会社と相談して決めるようにしましょう。
手放す物であっても自分の物には違いないので売れるまではキレイにするように心がければ、結果高く売ることに繋がります。

買取希望の場合は複数社で査定(相見積)をとる
買取を希望する場合は、不動産会社の事情によって金額に差が出ることがあります。売却に急いでいることが多いと思いますが、できれば最低3社は買取の査定依頼をして金額を出してもらうようにしましょう。
良い物件であれば相見積もりの事を伝えると金額を上げてくれる会社もいます。

複数社に査定見積を依頼するなら「LIFULL HOME'S(ライフルホームズ) 不動産売却査定」を利用するのがおすすめです。いちいち不動産会社を回らなくても、家にいながらスマホで簡単に不動産会社に査定依頼を出すことができます。
値引き交渉にすぐに応じない
「2000万円」で売りに出している物件に「1800万円」での値引交渉が入った時に、自分はそれでいいと思っていても、状況をみて一度は「1900万円」まで頑張って欲しいと返事を返すようにしましょう。
本当に物件を欲しいと思っている方なら「1900万円」まで上がってくるか「1850万円」になりませんか、という話になりやすいです。
買主側もできれば安く買いたいと思っています。
値引き交渉の際は自分の予算より余裕の金額で値引き交渉を入れてくることが多くあるので、初回の値引き交渉の金額が妥協できる価格であっても承認せず、買いあがり(値段を上げる)ことはできないのか確認するようにしましょう!
買主の中には本当に予算ギリギリで値引き交渉してくる人もいるので、値上がり確認ができそうな雰囲気なのか担当者と確認して返事するようにしましょう。

亀岡市で高く売れやすい人気の地域
人気地域では土地の条件が良ければ多少金額が高くても売却できます。
亀岡市の人気地域
- 亀岡市篠町見晴1・5丁目
- 亀岡市北古世町2丁目
- 亀岡市の旧町(山鉾無しエリア)
- 亀岡市古世町2丁目
- 亀岡市大井町土田1~2丁目
- 亀岡市千代川町今津1~2丁目 千原2丁目
- 亀岡市西つつじヶ丘五月台
上記の地域は人気があります。
以下の条件を満たしていれば多少高めでも売れる可能性が高くなっています。
- 土地35坪以上
- 建築条件なし
- 地勢が平坦
- 間口が6m以上
- 前道が4m以上
探している人が多く、常に物件が少ない地域です。
土地を探しているお客様の中に希望物件が出るのを何年待っている方がいる状態です。
上記の地域で上記の条件を満たしている物件が出たら「これを逃すと次いつ物件が出るか分からない」という心情になり、多少金額が高くても売れる傾向にあります。
上記の地域で不動産の売却を考えている方は、物件が出るのを首を長くして待っているお客様がいるので、ぜひ私にもお手伝いさせてください!

亀岡市の不動産の査定には一括査定の利用が便利!
売却を依頼する不動産会社を決めるなら査定サイトを利用するのが便利です。
- 不動産会社はどこがいいのか分からない方
- 忙しくて時間のない方
- 相続して遠方に住んでいる方
LIFULL HOME'S (ライフルホームズ)一括査定

LIFULL HOME'Sの売却査定は全国で「3600の不動産会社」が登録しており、サービス利用者も「800万人」を超えるほど人気です。
ホームズくんのCMはテレビやYouTubeでも放映されています。
査定の種類が2パターンから選べる
LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)では査定の種類が2パターンから選ぶことができます。
- 実名査定
- 匿名査定
名前と連絡先を公表して番地まで入力して、詳しく査定をしてもらう「実名査定」
名前や連絡先は隠してだいたいのエリアのみ伝えて査定してもらう「匿名査定」
これから売却を考えているのであれば、物件住所を隠していては詳細な査定額が出ませんので「実名査定」をおすすめします。
不動産会社に宛てがない時は積極的に利用しましょう。

亀岡市では最大4社が対応中
- 株式会社山信不動産
- 稲生不動産有限会社
- ハウスドゥ!亀岡駅前店
- 株式会社福屋不動産販売 京都桂店
地元企業から大手までバランス良く登録されています。
LIFULL HOME'S (ライフルホームズ)一括査定についてはこちらで詳しく解説しています。
>亀岡市の不動産売却一括査定でLIFULL HOME'S (ライフルホームズ)は使える?【宅建士が解説】>
イエウール
「イエウール」は利用者数・登録不動産会社数が年々増えており勢いのある査定サイトです。
亀岡市では最大3社が対応中
- ハウスドゥ!亀岡国道店
- 石山住宅株式会社
- 株式会社ハウスポート
どの不動産会社も亀岡市で働いているとよく名を聞く会社様なので3社様に依頼をして大丈夫です。
「イエウール」についてはこちらで詳しく解説しています
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