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【亀岡市の宅建士が解説】土地を購入する時に要チェック!境界の位置を確認する方法

亀岡市の土地購入を考えている人
「土地を購入しようと検討中!境界の位置をしっかり把握した方がいいって聞いたけど、どうやって確認すればいいの?」

そんな疑問にお答えいたします。

土地の購入をする際に確認するべき重要な項目の1つである境界。知らなかったでは後悔することもあります。

境界を確認するタイミングで一番最適なのは土地を購入する時なのでしっかり確認しておきましょう。

この記事では境界の位置を調べる方法について亀岡市で宅建士をしている私が解説します。

この記事で分かること

・土地の境界ポイントを確認する方法

・設置物の種類

・境界の位置を確認することのメリット

・境界の位置を確認しないことで起こるデメリット

この記事を書いている私は

亀岡市で生まれ育って35年以上!
「宅地建物取引士」の国家資格を所有して、亀岡市の不動産屋にて宅建士として勤務中!
何人もの土地探しのお手伝いをさせて頂いています。

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亀岡市の土地境界を確認する方法5選

土地を購入する際に境界の位置を確認しておくことは重要です。売買契約では、売主が引き渡しまでに境界の場所を明示することが一般的ですが、一般の方が売主の場合は、あいまいになることもあります。

境界を確認する方法としては以下の5点があります。

  • 現地で不動産会社などの担当者に確認
  • 境界杭などの印を見つける
  • 地積測量図を確認する
  • 隣地所有者への確認
  • 測量士、土地家屋調査士に依頼する

一つずつ解説します。

現地で不動産会社などの担当者に確認

土地の境界を見つける方法の1つ目は、現地で不動産会社などの担当者に確認することです。

土地を購入するの場合は、不動産会社や建築業者などに案内を受けていることが多いと思います。現地を見に行った際は境界がどこなのか、はっきり聞いておきましょう。

区画整理地などで整った場所であれば、業者側も境界の目印を見つけることは簡単かもしれません。

しかし、昔からある団地で境界の印が消えている場合や、長年放置され続けて草木が伸びきっている土地や山林では、境界を確認することが難しい場合があります。

元付の業者(土地の所有者から直接売却の依頼を受けている業者)であれば、ある程度調べていると思いますが、元付ではない業者から土地紹介を受けている場合は、その場では分からずに、そのままになることがあるので注意しましょう。

不動産会社や業者と現地にきた際は境界の場所を確認しましょう。

バルたんMAXX

境界杭などの印をみつける

土地の境界を見つける方法の2つ目は、境界杭などの設置物がないかを確認します。

不動産会社などの担当者と一緒にいない時は敷地の四隅に目印となる物がないか確認しましょう。

境界の石杭
境界の石杭

上の写真のように現地に境界ポイントが分かる印があれば一目瞭然です。

境界の目印にはさまざまな種類の物があります。後の項目で紹介します。

バルたんMAXX

地積測量図を確認する

土地の境界を見つける方法の3つ目は、地積測量図の確認です。

地積測量図は、過去に敷地が測量され登記されている状態であれば、法務局で誰でも取得可能です。売主の業者や不動産会社に依頼すれば既に所有していることが多いので確認しましょう。

地積測量図
地積測量図

比較的に新しい測量図であれば、以下の画像のように座標が入っており正確な境界のポイントを調べることが可能です

座標ありの地積測量図
座標や現地の明示のされ方の記載があります

地積測量図の中にプレートや杭など、現地で目印となる物が記載されている場合もあります。上の地積測量図はかなり親切な測量図で、境界の位置を確認しやすい物となっています。

しかし、以下のように座標がない測量図もあります。

古い地積測量図
古い測量図

昔に測量されたものは座標が入っていないため、現在の技術で測量した場合と差異の出る可能性があります。

測量図の中に詳しい境界のポイントの位置が明記されていれば、境界を見極めることも可能ですが、明記されていない場合は、正確な境界ポイントの位置まで把握することは難しくなります。

古い地積測量図だけでは境界のポイントを知ることは難しいことが多い。

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隣地所有者への確認

土地の境界を見つける方法の4つ目は、隣地所有者への確認です。

地積測量図にも記載がなく、現地に境界杭などの目印もない場合は、隣接する土地の所有者に確認しましょう。

しかし、隣地所有者であっても境界の位置を把握していない場合もあり、改めてお互いに確認をする必要があります。

だいたいは、購入前に不動産会社の方で確認してもらえますが、場合によっては境界の確認をしない取引もあります。

もし個人同士で境界確認のやりとりをする事になった場合は、忘れないようにその場で印を設置するようにしましょう。

境界プレートや杭はホームセンターでも売っていますし、雨でも消えにくいマーカー等もあります。

境界の確認と同時に隣接所有者の雰囲気など確認することもできます。

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測量士・土地家屋調査士に依頼する

土地の境界を見つける方法の5つ目は、測量士・土地家屋調査士への依頼です。

一番正確で確実に土地の境界の場所を明確にする方法ですが、依頼するのに費用と日数が必要です。

地積測量図もなく、現地に境界目印もなく、近隣の所有者の誰もが境界の場所を知らない場合は依頼する必要があります。

近隣所有者と現地での立会を行い、境界の場所を決定し測量を行い、地積更正をして登記するので正確な測量図ができあがります。

測量士・土地家屋調査士に依頼する費用は誰が負担するのかは、売買契約の条件によって異なりますので、購入検討時に確認しておきましょう。

道路の所有者が亀岡市だった場合は亀岡市の担当者とも立ち合いをします。

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境界標の設置物の種類

土地の境界を表す物はいろいろな種類がありますが代表的な物を掲載しますので参考にして下さい。

石杭

境界石杭
石杭
京都府設置の石杭
京都府設置の石杭

境界杭
プラスチック杭

木杭

木杭
木杭

プレート

境界プレート
プレート(矢印)
境界プレート
プレート

ピン

境界ピン
ピン
ピン

亀岡市の土地購入時に境界を確認するメリット・知らないデメリット

境界を知るメリット・デメリット

・購入価格が適正かの判断材料になる

・他人に敷地を利用されるのを防ぐ

・自分の敷地が狭くなってしまう可能性がある

購入価格が適正かの判断材料になる

自分が思い込んでいた境界と、実際の境界が違う場合に損をする可能性があります。

例えば折り込みチラシで土地の情報を見て実際現地を見に行ったとします。

更地の土地

現地は更地の土地がありました。

チラシには2000万円という金額で販売されております。

この広さで2000万円ならめちゃお得だ!よし買おう!

しかし、不動産屋で購入の手続きを進めるにあたり境界が判明しました。

実際2000万円の金額の範囲は下の写真の緑枠の部分のみで、敷地全体ではありませんでした。

土地境界の写真

1つの敷地を2つに分筆するパターンでの販売です。

知らずに購入手続きをしてしまうと、建てたい家が建てられないという状況に陥り大変な事になります。

土地を購入する際は新築する建物のことを決めてから話を進める事が多いので、ほとんどの場合で大丈夫だと思いますが、購入前の重要事項説明では、敷地の範囲を説明する項目はありますが、「地図・公図参照」と簡単に表示しているだけの説明書もあり、敷地の範囲は知ってて当たり前のように進める業者もいます。

自分で思い込まずに、当たり前だと思っていても境界の場所は確認しましょう。

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他人に自分の敷地を利用されるのを防ぐ

境界を把握していない場合、気が付いたら他人が自分の敷地を利用しているということが起こりかねません。

特に田舎物件などは敷地の境界にブロックなどが設置されておらず、どこが境界なのかはっきり分からない場合が多くあります。

境界ポイントの無い敷地

上の写真の田舎物件は現地は境界のポイントも無く、地積測量図にもはっきりと境界の明示がされておりません。

↓はデメリットになるポイントです。

上の写真の本当の境界は赤線の部分ですが、左の敷地の所有者の私物(プランター)が境界を越境してはみ出ています。

この状態のまま数年経って、改めて境界を決めたいと思った時に、左側の所有者の私物がずっと置いてある状態だと「私物までが境界だ。」と言いはれば、正解を知っている者がいなければ、それで通ることになります。

誰も境界の場所を知らない場合は所有者間の合意した位置で境界を決めて、測量し直すしか方法がありません

本来は赤線の位置が境界だったとしても、左側の所有者が青線が境界だと主張すれば、青線の場所を境界とすることになります

わずか数センチのことかもしれませんが、購入時に本当の境界の場所を確認しておけば、本来の敷地の広さを確保できたかもしれません。

購入時に確認しておかないと、数年後に確認しようと思った時には、不動産業者が廃業していたり、元の不動産の所有者が亡くなっていたりで確認ができず、結果、自分の敷地が狭くなってしまうということが起こってしまいます。

こんなことを防ぐためにも購入時には境界をしっかり把握しておくようにしましょう。

購入するタイミングが境界を確認する一番いいタイミング!

バルたんMAXX

【まとめ】亀岡の土地購入時には必ず境界の場所を確認しましょう

境界は土地を購入する時に確認するべき重要な項目の1つですので購入前には必ず確認しておきましょう。

境界を確認する方法5選

・現地で不動産会社などの担当者に確認

・境界杭など印を見つける

・地積測量図を確認する

・隣地所有者への確認

・測量士・土地家屋調査士に依頼する

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